子供たちがひさしぶりに帰ってきたので、皆で船小屋温泉に行った。３年ぶりである。
元日に初詣ではどこがいいか、と話合ったところ、温泉に近い水田天満宮はどうかというこことで、こに決まった。序でに三社参りに発展して、水田天満宮の後は久留米に戻って水天宮、日吉神社の三社にお参りすることになった。初めて経験した三社参りであった。
正月に三社参りをするという風習は西日本に多いらしい。 。どうして三社なのか、お参りする神社は決まっているのか、などは地域によってまちまちであり、決まりごとはなさそうである。
ここ久留米では古くからいる住人に、三社参りはあそことあそこ、と決まっているような話を聞いたことがあったが、一般には特に制約はないようだった。三という数字が縁起がよいものとしてそこだけに意味があるのかもしれない。
とにかく、意外にローカル色の強い風習のようで、確かに、川崎や横浜にいたころは、あまり聞いたことがなかったような気がする。
お参りするのは初めてであったが、ガイドによれば、「水田天満宮は、福岡県筑後市にある菅原道真を祭神とする神社。境内末社の恋木神社も縁結びの神社として有名。」とある。
社殿はなかなか立派。初詣での人もかなりの人出で正月気分を味わうことができた。境内には「恋命（こいのみこと）」を祀る恋木神社なるものがあって、縁結びとの関り合いで若者も多く、それらしい若やいだ雰囲気があった。
この近くにホークスの２軍の練習グラウンドができることになり、境内に特別展示場が設けられていた。