トリノ王立歌劇場日本公演―「仮面舞踏会」
+++ 東京文化会館+++
12月の初めに東京文化会館で上演された、トリノ王立歌劇場の「仮面舞踏会」を見てきました。本格的なオペラを見るのは久しぶりでしたし、上野の文化会館も本当に久しぶりでした。 今回の出し物はヴェルディの「仮面舞踏会」とプッチーニの「トスカ」でしたが、ここでは「仮面舞踏会」を紹介します。
トリノ王立歌劇場は同じイタリアでもミラノのスカラ座ほど有名ではありませんが、最近ジャナンドレア・ノセダが音楽監督になって一気に評価が高くなった歌劇場です。 今回の「仮面舞踏会」は主役にラモン・ヴァルガスという今最も人気のあるテノールを迎えて最高の舞台を見せてくれました。女声陣も初めて名前を聞く歌手が多かったのですが、満足しました。特にソプラノのオクサナ・ディカは力強いきれいな声で感動しました。
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